優勢に慢心?バイデン氏の“攻めてない”副大統領候補者選び


バイデン元副大統領が副大統領候補者として初の黒人女性「カマラ・ハリス」上院議員を選びましたが、この選択は「バイデン陣営の慢心」による選択と見ることができます。

カマラ・ハリスが選ばれた主な理由は、黒人であること、女性であること、そしてカリフォルニア州司法長の経験でしょう。2016年の選挙で黒人票を獲得できず民主党は敗北。バイデンの女性スキャンダルもあり副大統領候補が女性であることは絶対条件。そして現在の黒人殺害事件への抗議運動に端を発する混乱収拾のための警察改革を考えても、彼女のカリフォルニア州司法長の経験は注目されるキャリアです。

しかし彼女は大統領選挙を乗り切るための必要最低限の素養を持った人物であるに過ぎず、彼女を選んだのは攻めの選択ではありません。トランプ陣営の混乱状況に乗じて、現在の優勢に慢心し、党内事情との両立を考えたバイデンの守りの選択なのです。

一方、トランプ陣営にとっては、カマラ・ハリスという選択は本命だったので、彼女に対する対抗策は十分に準備されているでしょう。

選挙は最後まで攻め続けることが大事ですが、バイデンの今回の副大統領候補者選びは守りの姿勢が見え隠れします。後々にバイデンの敗着の一手であったとされる可能性も十分にあるでしょう。

Newsweekにて詳しく見解を述べていますので、ぜひご一読ください。

バイデンの副大統領候補者「カマラ・ハリス」選択の死角