巻き返しを図るトランプ陣営の切り札は対中ナショナリズム
2020年11月に迫ってきたアメリカ大統領選挙。
マスコミによる世論調査では、どこも対応馬である民主党バイデン候補優勢と伝えており、トランプ大統領は窮地に立たされています。
現代史上、最悪の経済状況に陥るとまで言われている現在のコロナ渦。特にアメリカは深刻で、現在368万人以上が感染し、死亡者は14万人を超えています。また、今も1日7万人を超える感染者は増えており、1日500人を超えたと大騒ぎの日本と比較しても桁違いに感染爆発をしています。
そうなると経済が失速し、失業者が増加するのは当たり前の話。特に契約がドライなアメリカでは尚更でしょう。コロナ渦で経済が悪化すると、どうしても現政権のトランプ陣営が不利になるもので、コロナ完全爆発と比例するようにバイデン有利が広がっているように見えます。
この不利な状況をどう打開していくのか、トランプ陣営もただ手ぐすねを引いて見ているわけないでしょう。
トランプ陣営の決定的対抗策が「対中ナショナリズム」です。
バイデン氏の息子や外交スタッフが中国からの資金提供を受けていたなど、バイデン氏の親中イメージが強まっている中で、対中ナショナリズムは効果的に働く可能性があります。4年前も世論調査ではヒラリー陣営に苦戦が伝えられていたトランプ陣営、ここからの2ヶ月でトランプ大統領の逆襲はどのように繰り広げられるでしょうか。
対中ナショナリズムの飛び火で日本も影響を受ける可能性があるだけに、この後のトランプ陣営の逆襲は注目していく必要があるのでしょう。
PRESIDENT Onlineでは、苦戦が伝えられているトランプ陣営の逆襲策をまとめましたので、ぜひご覧ください。