部下の対応に悩む上司に贈る優れたリーダーの「叱り方」


優れたリーダーは常に、我が子のようにフォロワーを叱ります。

このように叱れるのは、リーダーがフォロワーと、親子のような関係を築いているからです。フォロワーはリーダーに対して愛情と畏敬の念を抱き、リーダーは、相手の成長を考えて接します。

ここで大切なのは、リーダーはフォロワーを「叱る」のであって「怒る」のではない、という点です。「怒る」ということは、こちらのイライラした感情を爆発させるだけであり、フォロワーのためになりません。反対に「叱る」とは、相手の存在を尊重した上で注意することです。相手は怒られると萎縮するだけですが、叱られると改善点に気づき、成長することができます。

自分の子供のようにフォロワーを叱ることが効果を発揮するのは、リーダーとフォロワーが親子のような関係にあり、リーダーが「叱る」ことと「怒る」ことを履き違えていないことが前提です。

しかし、親子の関係を築き正しく叱るということは、口で言うほど簡単ではありません。「リーダーは自分の子どものようにフォロワーを叱る」ことの大切さと難しさについて、noteにまとめてみました。興味がありましたら、ぜひご一読ください。

リーダーと考える経営の現場・第11回 子どものように叱る