「“企業文化の再生”に必要な4つのこと」


企業再生とは組織と人の再生です。組織の再生は「組織の論理」の再生、ケイパビリティの獲得、そして企業文化の再生の3つによってなされます。「組織の論理」の再生とは共通の目標と協働の意欲を持って、コミュニケーションが活発に行われることです。ケイパビリティの獲得とは企業が持つ組織的な能力の獲得です。そして企業文化の再生とは、組織としての価値観や行動規範を再生することです。

企業文化の再生のために必要なことは4つあります。

1つ目は「過去に対する反省」です。労組の過度な経営への介入、放漫な経営、社員の自社を守るという意識の欠乏などを反省することです。

2つ目は「正しい企業文化、制度の導入」です。社員各々が主体性を持って、個人の能力を最大限に活かし協力して仕事に邁進する文化や、透明性のある人事制度や情報開示を導入することです。

3つ目は「歴史に学ぶ」です。民主主義がフランス革命などを経て発展してきたように、正しい企業文化や制度を導入することは、スタッフ自身の生活を守るために重要でとても価値があるということを認識します。

4つ目は「正しい企業文化、制度を守る」です。正しい企業文化や制度を会社と切り離せないようにして、一人一人がその文化や制度を大事にして、積極的に活用していくのです。

noteに詳細を記載していますので、ぜひご一読ください。

企業再生メモランダム・第68回 正しい企業文化、制度を守る