「経営再建のための4つの重要なポイント」
私が経営改革に携わった会社の社長は、部下を巻き込みながら最終的に会社を裏切る形で去りました。社長が去ると会社は急に雰囲気が良くなり、一気に「普通の会社」への道を歩み始めました。
この会社の経営再建に従事して、4つの「中長期的に大事なこと」に気づきました。
1つ目は「透明性のある会社へ(「情報開示の重要性」の周知徹底)」。この会社では経営者によって業績悪化が隠蔽されていました。情報開示がされていれば不正の抑止になりますし、不正の発見を容易にすることができます。
2つ目は『「職位」は会社における「役割」である』ということ。職位ある管理職や上司がその役割を果たさなければ、管理職としても上司としても失格です。
3つ目は「仕事(会社における貢献度)に応じて対価は決まる」ということ。仕事、更には会社に対する付加価値・貢献度に応じて、その人への対価・報酬は決まります。この認識が甘くなってはいけません。
4つ目は「自分の居場所を作らないこと」。会社として一番望ましいのは、自律的にまわる組織を作ることです。問題が生じた時や、企業価値を上げる場合に自分の活躍場所があると考えて下さい。またそう考えると、組織を運営し守るために優秀な人材の確保が大事になってくるのです。
noteに詳細を記載していますので、ぜひご一読ください。